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市場が低迷し、めっきりICOの情報も見なくなりましたね。こんにちは、ノリヒロです。2018年も約半分が過ぎようとしています。日本では年初はICO祭りの様相でしたが、SNSでのICO絡みのアフィ規制のあおりもあり、現在は下火の状態。しかしBinance CEO CZが話すようにICOは資金調達としては優れた手段です。ということで、現在のトレンド、これまでの分析をICO評価サイト CoinScheduleはどのように行っているか確認してみたいと思います。

ICO評価サイト CoinSchedule と2018年上半期の状況

目次
①CoinScheduleとは

②2018年上期のICOの傾向や現在のトレンド

③おもしろICOを探せ


①CoinScheduleとは

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2016年に設立された、本拠地をUK、ボストンに置くICO評価サイト老舗の1つです。独自のアルゴリズムによるICOの評価(右下にある英字、A(最高ランク)~E(最低ランク))を行っています。アルゴリズムの詳細は記載されていませんが、ホワイトペーパー、開発者、コミュニティ(およびネット上に掲載されているかどうか、投資家へのアナウンスがあるかどうか)など、ほかの評価サイトと同じようなアルゴリズムで評価していると思われます。また、ICO評価とは別に、紹介の枠(ゴールド、シルバー、ブロンズ、プラチナ)の色が設定されています。色の違いについての説明はありませんが、色の違いが評価ランクに関係しているわけではなさそうです。おそらくは掲載の際に手数料をもらうようですので、その手数料の多可に応じて枠の色が変化していくものだと思われます。(当然ゴールドやプラチナの方が扱いがよい、見やすいので)。

TOPで掲載されているのは、現在開催中、およびこれから始まるICOになります。すでに終了したICOに関しては、データベースとして蓄積はされていますので参照は可能です。
他のICO評価サイトに比べて、見やすいですね。コイン名、目標に対する現在の状況、どの分野に特化した通貨なのか、ランクなどが一目瞭然です。もちろん、個別に検索すれば詳細も見ることができます。

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また、このように現在開催中のICOの評価順や、投資順のランキングも見ることができます。余計な情報がない分、さらにわかりやすい感じになっていますね。

②2018年上半期のICOの傾向や現在開催中のトレンド

次に解析サイトとしてもわかりやすくなっています。
まずは2016年~2018年のICOに関するグラフです。
調達量と対象月は、ICO終了日が集計月となっています。
2016
2017

2018
2016年/ボリューム     $195,181,391  ICO案件 43(すべて調達目標の50%未満)
2017年/ボリューム  $3,880,018,203  ICO案件約200(調達目標越え23 約11%、50%未満124 約62%)
2018年/ボリューム $10,432,018,989 ICO案件約470(6月まで(調達目標越え16  約3% 50%未満208 約44%)

2018年は6月半期の時点ですでに2017年案件の2倍、取引量も約3倍となっています。月別にみると3月が突出して取引量がありますが、これはテレグラムの17憶ドルの分ですね。2017年は取引量が1案件当たり$19,400,091、2018年はテレグラム分を抜いて1案件当たり$18,578,763。少し減少はしていますがほぼ横ばいですね。ただ、調達目標越えは2018年で約3%と低くなっています。1案件に関する平均取引量はあまり変わっていませんので、目標設定が高くなっているのでしょうね。ICOは縮小ムードかと思いきや、世界では資金調達の手段としてはまだまだ行われているんですね、日本との温度差がありすぎるのでびっくりです。

次にカテゴリ別ボリューム比較です。
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投資のボリューム多い順4位まで。
2016年 インフラ44% トレード・投資12% コンテンツ管理9% エンタメ7%
2017年 インフラ25% 金融 14% トレード・投資10% コミュニケーション8%
2018年 コミュニケーション19% 金融16% トレード・投資10% ガバナンス(管理)7% Gaming,VR5% インフラ4%

2016年は調達金額のほぼ半分がインフラ関係でした。2017年に入りインフラ、金融、コミュニケーションが台頭し、現在2018年ではコミュニケーションが1位、投資が2位となっています。ゲーミング・VRが5%と上昇しているのも見逃せませんね。インフラへの投資は6位になっています。2016年にはすでに決済系の需要はないように読み取れます。

また、6月20日時点で約170のICOの登録がありますが、プラットフォーム別に分析してみました。

独自ブロックチェーン 22
BItcoinベース 0
EOSベース 1
NEMベース 2
NEOベース 2
Stellarベース 2
Wavesベース 5
Ethreumベース 136

なんと、登録ICO中約80%がEthreumベース(ERCトークン)になっています。とりあえずERCトークンで、その後メインネットで独自ブロックチェーンへ(TRX、EOSのような)という流れなんでしょうか。あとはスマートコントラクトがすでにある点ですかね。開発が簡単にできるところがEthreumの強みですね~。

ICO個別の評価、レーティングはあっても、このようにトレンド分析ができるサイトはあまりありませんので重宝します。


③おもしろICOを探せ

6/20時点での評価レート(登録約170 ICO中)A:1、B:7、C:39、D:79、E:44となっています。まずは、評価が一番よいAランクのICOを取り上げます。

Aランク:OkeyDokey(OKEY)
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通貨名のOkeyDokeyは、英語"OK"のスラングです。
ERCトークンを使用。本拠地はシンガポールです。貸別荘の賃貸をブロックチェーンを利用してユーザーとオーナーで直接行う(仲介者がいない)プラットフォームを構築するプロジェクトです。OKEY Tokenで支払いを行い、スマートコントラクトを使用してスマートロック(専用の鍵開閉システム)で開錠する。すべてが仲介者なくユーザーとオーナー間で自動的に行われます。
あとは、Airbnb等民泊との提携ですね。これも相性がよいと思われます。
日本でもブログ等で取り上げられているほど人気があるプロジェクトのようです。すでに実需もありそうです。まだICOは行っていますが、USと中国のユーザーはICOに参加することはできません。

次に、2016年~のICOの中で、残念ながら資金調達額の低い(=投資家の関心を得られなかった可能性のある通貨)をご紹介します。なお、調達金額はICOを行った通貨サイトでの公表です。
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2016年~2017年上半期は比較する絶対ボリュームが違いますので、2017年下半期以降でみてみます。


2018年 5/31終了 Ethernal Heroes  ゲーム系 調達額 $92,921 目標 $1,000,000
ERC20トークンを使用した、カードゲーム系通貨です。
そもそもの目標設定金額が$1,000,000と低く、調達割合は93%と満足のいく数字となっています。
トークンはカードゲームを介しての賭け事、カードを強くするためのアイテム購入などに使用される予定だそうです。
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ether3
ethere


クラウドセールが5/31で終了。タロットカードのような古風な世界観は嫌いじゃないですが…twitterの最終更新が4/2。また、テレグラムもあまり活発じゃないようで…これでは投資家が疑心暗鬼になりますね。ロードマップは7月中にデモ画像公開、11月中にベータ版公開。先が長いですね…情報くらいは更新してほしいものです。


2018年4月24日終了 GoHelpFund (Help Token)調達額$114,145 目標$475,000
ERC20トークン。トークン名からして怪しい感じがしますが…貧困からテロ対策までの慈善事業を行うプロジェクト。専用のプラットフォームを作成してHelpトークンで募金を募ります。資金調達のためにERC20トークンを使いますが、2019年初頭には独自のブロックチェーンにSwapを予定しているようです。
直近のロードマップでは、2018年8月各種Wallet完成。2018年10月メインネット⁇プレ。2018年12月~メインネット本格稼働予定。
そして、現在取引所各所に上場申請をしている模様です。上場申請もいいのですが…まずは公式HPを改修するところから始めてはいかがでしょうか。現在は閲覧ができません。ホワイトペーパーも確認できないと、投資家を信頼させることはできませんよ…と思ったり。

隠れたICOを探してみるのもよいですね。まだ日本語サイトで紹介されていなければなおの事よいです。また機会がありましたら別の評価サイトもご紹介させていただきます。