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今回は【ICO失敗】ワナに嵌ったあるコインの話~後編をご紹介します。こんにちはノリヒロです。ICO開始前にワナにはまってしまって風前の灯。どうなってしまうのでしょうか。

前編は
【ICO失敗】ワナに嵌ったあるコインの話~前偏
 から。


ワナに嵌ったZiberコイン

目次
①ICO開始直前の突然アナウンス

②さらに追い討ちをかける災難

③今現在どうなっているの?


①ICO直前の突然アナウンス

スナップショット(10%のBTC、ETHのハードフォーク)は7月26日0時から、ICO開始は7月27日12時から始まります。7月26日ぎりぎりまで、スナップショットの件Scamではないか?との問い合わせが相次ぎました…。
そして、運命の7月27日,0時02分35秒Bitcointalkにziber運営からのアナウンスが。以下、意訳で全文です。文章で出てくる「Tokenmarket.net」はICOのリスティングサイトになります。長いですが、Ziber運営の思いが伝わってきます。


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こんにちは、皆さん。
ここには、推理小説ファンや、ソープオペラ愛好者がいるようです。私もまた、とある1つの推理ソープオペラ物語を話したいと思います。

Ziberプロジェクトは初めから、賞金(ボラリティ)を使うまいと決めいました。プロジェクトを前進させることが何より進捗の証だと信じていたので。また、私たちはロンドンでの2つの会議を行いました。たくさんの人から暖かい言葉をもらい、理解を得ていたと思います。同時に、もっとこのプロジェクトを知ってもらう為様々なWebサイトやICOリスティングサイトにemailを送りました。(もちろんTokenmarket.netにも。)けど、全く反応はありませんでした。(この点を注意しておいて欲しい)

万事うまくいっていました。
次にあげる、我々を狙った嫌がらせコメントがあるまでは。

"Hi Just to Clarify:the cofounder and CEO of TokenMar
ketis Ransu Salovaara. Thank You"

(TokenMarketの共同出資者、CEOはRansu Salvaaraだよ。そこははっきりさせておきたい。)

そして、このメッセージがすぐにスクショされ、誰かによってテレグラムに上がりました。"Ziber Scam"の文字と一緒。BitcoinTalkのネガティブな書き込みが目立つようになるまでそう時間はかかりませんでした。ちょっとした言葉のいい間違でさえとってつけたようにせめられるようになりました。

私はScamとコメントする人たちにロンドンでのプレゼンの様子の動画を送りました。開発者ののっているページのリンクを送りました。ソースコードのあるGithubのリンクを送りました。ちゃんとコードとして動くものを送りました。

だけど、彼らは全て"FAKEだ!"と言い放ちます。じゃあ聞ききます。クレームの原因はなんなんでしょう?

わが社の共同出資者、マイケル・コーディが使った「CEO Tokenmarket」という言葉。これは、「トークンマーケティングを担当するCEO」という意味であって、「tokenmarket.netという会社のCEO」という事ではありません。だが、あたかも意図的に使用したように告発されてしまいました。もし彼らが不快に思うなら、謝罪するようメールしてくれればよかったのに、嫌がらせをしてくるようになりました。
だけど、我々を否定するコメントの全部はNoは言えません。Tokenmarket.netのような情報提供者を信じる信じないはその人次第なのだから。

もっと深く掘り下げてみましょう。Tokenmarket.netが我々を攻撃する根本原因はなんなんでしょうか。

それは、Dentcoin の影響だと思います。
Dentcoinは、我々のPJとほぼ同じタイミングでICOをしていました。PJ内容が被っていた為か、21k/180kETHしか資金調達できていませんでした。恐らく出資者は、彼らより我々のPJを選び、出資を控えたんだと思います。それを逆恨みして、我々のPJの邪魔を汚い手を使ってしたんだと思います。

じゃあ、「Tokenmarket.net」ってなんなんでしょう?LATO、EUC、RCCなど、たくさんICOコイン(失敗含む)がリスト上にあるけどそのほとんどは機能していません。そして、その開発者等も決して表に出てきません。いろんなプロジェクトのウエブサイトはほぼ同じ構成で似ています。おそらく、Tokenmarket.net彼ら自身がそのプロジェクトをでっち上げているんだと思います。資金を調達するだけのために。有望なICOを隠れ蓑にして。

一番我々を非難したアカウント「msterbones」。彼が「Scam」と予測したコインはICO後軒並み急上昇。中には10倍以上になるものもありました。彼が言っていることは、果たして正しいでしょうか。

次に我々を非難したアカウント「Gleb Gamov」。彼は他人のIDを盗みまくっていました。無免許等で有罪歴あり、詐欺罪でも訴えられています。失礼ですが、彼のいう事を信用できますか?

以上です。

最後にひとこと言わせてください。誰かの言いなりになるのはやめて、自分自身で考えましょう。自分自身で確認して前に進んでみませんか。

私たちはこうして攻撃されています。だけど、偉大なプロジェクトを進めていると自負しているし近い将来「SKYPE」と同じく位、有名になると確信している。私たちにもう少し時間をください。
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Ziberの存在を心良く思っていない人たちがいて、TokenMarket発言をきっかけにして、炎上を企てられた。そして、思惑通り、いろんな方面からバッシングを受けた。しかもICO公開前。この釈明に賛同した支援者は多数いました。ですが、炎上してしまっては厳しい戦いは避けられません。そして、ICO公開前のZiberにさらなる不運が襲い掛かります。

②さらに追い打ちをかける災難

2017年7月27日12時。ICO開始となりました。2時間ほどすると、Bitcointalkにおかしなコメントが。「ICOサイトの接続不具合があるみたいなんです。
ICOが始まった時のコンタクトアドレスと、現在のコンタクトアドレスが違うようですが?

1時間後、Ziber運営からコメントが。
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「大変申し訳ございません。Ziberのスマートコントラクトがハックされました。最初のアドレス分になります…現在は新しいアドレスになっています。この責任は、スマートコントラクトチーム開発会社(別発注だったんでしょう)の責任です。すべてのジャックされたETHは返金されます。」

なんかもう、災難だらけ。
運営側にも多分に責任があるんではないのかと思うほどです。ICOはその後どうなったのでしょうか。それ以降、Bitcointalkの更新はありません。旧Webサイトと、ICOリスティングサイトから察するにICOは失敗に終わったようです。あれだけ難所続きでは、うまくいきようがないですね…。しかも集めたFundの返金対応、直接は関係ないでしょうがハック分の損失、及び信頼がた落ち。Ziber自体はどうなってしまったのでしょうか。

③今現在どうなっている?不死鳥のように蘇るZiber

2017年7月末~8月初でICO終了。
その後、2017年8/14頃よりICOの敗戦処理をしたと思われます。その際に、独自のRefundルールを作ってRefundCashboxを作り、ETHの募金活動を行っていたようです。(ETHを運営指定のCashboxウォレットに入れ、所定の期間預けると利子が貰える。預ける期間の長短によって利子が変わる。自転車操業のような気もしますね…)。

そして次に情報が現れるのが2017年11月末。ZIber運営は、積極的にEtherDeltaに上場できるよう申請しています。2月現在、まだEtherDeltaで確認はできません。そして公式サイトもリニューアル。
zzz
当初はPCのみのアプリだったようですが、スマホアプリでの対応も行い始めたのでしょうか。綺麗ですね。ホームページにはその記載はありませんでしたが。
gege
現在のUSER、NODE等の情報ですね。まだまだ少ない感じはありますが、これからですかね。そして、ドン!
coinbene2

12月10日にはCOINBENEという中国の取引所に上場しました!基本的には中文です。あって英語です…。
coinbene
結構ボリュームありますね。あと今のところペアはUSDTだけのようです。


まだ上場してました。COIN900!ここは中文しか発見できませんでした…。
coin3

ここではペアはBTC/ETHがあります。取引キャパは低め。
coin5

日本ではあまり知られていない取引所であります。サイトには「POLONIEX」ものってましたのでそのうちに上場、ありますかね?
公式ツイート のフォロワーも低く、まだまだの感じはあります。ICOでよほど宣伝したかったんでしょう。ただ、うまくハマれば一気に登る感じはしますね!

大きなICOでは失敗してしまったものの、着実に広がりを見せている「Ziber」。開発がしっかりしていたからこそ不死鳥のように蘇ってきたのでしょう。

日本でもほぼ取り上げられていません(Googe検索でも「Ziber」自体を扱っていた日本語サイトはほぼ皆無でした。情報収集に苦労しました…)。現在はいわゆる「草コイン」以前の段階のようなコインですが、このようなコインを調査していくことで、ICO自体の良否も判断できるようになるんでしょうね。実際「Ziber」自体も早熟型の悪くないコインだと思います。皆様の目にはどのように映りましたでしょうか。


いかがでしたでしょうか。
長文になりすみません。まとめきれませんでした。
また、興味を引くICOがありましたらご紹介します。
ありがとうございました。